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6年生「困ったとき、自分を守るSOS!」講座

2025年2月4日 16時00分 [管理者]

2月4日、6年生を対象にスクールカウンセラーの小井沼綾子先生を講師として「困ったとき、自分を守るSOS!」講座が行われました。講座では、相談することの大切さや、困ったときに自分を守る方法について学びました。

相談とSOSの大切さ

小井沼先生は、「相談することは恥ずかしいことではなく、自分を守る大切な手段である」と伝えました。ストレスをため込まずに発散するためには、気持ちを言葉にして表現することが重要であることを強調しました。また、SOSを出すことで問題を解決する手助けが得られたり、気持ちが楽になったりすることを説明しました。

SOSを出すことを妨げる「ブレーキ思考」

講座では、「相談したら迷惑かもしれない」「助けを求めても意味がないかもしれない」といったブレーキ思考についても紹介されました。その上で、「相談することは悪いことではなく、助けてほしい気持ちはきっと伝わる」といったアクセル思考を取り入れることで、SOSを出しやすくなることを学びました。

具体的なSOSの出し方

児童たちは、困ったときにどのように相談すればよいのかを学びました。

  • 相談しやすい人(家族・友人・先生・スクールカウンセラーなど)を見つける。

  • 電話相談窓口(チャイルドライン、子どもSOSダイヤルなど)を活用できる。

  • 友達関係の悩みでは、相手を待つ・自分の行動を振り返る・周囲の意見を聞くことも解決策になる。

アイメッセージを使ったコミュニケーション

友達と良い関係を築くために、自分の気持ちを伝える方法として「アイメッセージ」の活用が紹介されました。

  • 例:「あなたは○○だ」ではなく、「私は○○と思う」と伝えることで、柔らかい印象を与える。

  • これにより、相手に誤解を与えずに自分の気持ちを伝えやすくなる。

児童の反応は…

講座の最後には、「気持ちを言葉にする大切さがわかった」「相談することに対する考え方が変わった」などの感想が聞かれました。日々の生活の中で、気持ちを表現し、相談することの大切さを意識してほしいと思います。

この講座を通して、6年生が自分を大切にし、周囲の人と支え合いながら安心して過ごせるようになることを願っています。

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