日誌

巣立ちの日

2021年3月19日 13時23分 [管理者]
 令和2年度卒業証書授与式を執り行いました。保護者の皆様には,たいへんご理解とお力添えをいただき,心より感謝申し上げます。

 以下,式辞の内容を一部抜粋して掲載いたします。

 春の温かさが日ごとに感じられ、命あるもの全てが輝いているように見える、そんな季節となりました。

今日ここに、巣立ちの日を迎えられました八十一名の皆さん、ご卒業おめでとうございます。皆さんの卒業をお祝いするに当たって、式の内容を縮小しての開催となりましたこと,心よりお詫びいたします。それでも、このように、保護者の皆様に温かく見守られて、卒業証書授与式が実施できますことに、厚く御礼申し上げます。

さて、今、一人一人にお渡しした卒業証書は、六年間の努力した証です。そしてそこには、皆さんを支えてくださった全ての方々、特に、家族、先生方、地域の皆様の温かい思いも込められていますので、そのことを忘れないほしいと思います。

皆さんは,学校のリーダーとして、様々な場面で下級生をリードしてくれました。通学班、委員会活動、そして、体育学習発表会、常に下級生のあこがれでした。今年は、6年生を送る会は実施できませんでしたが、下級生からクラスごとに、6年生に対する「ありがとうのメッセージ」が送られましたね。そのお返しとして、6年1組も、2組も、それぞれが工夫を凝らし、心温まる、そして、学校全体がほのぼのするような雰囲気にしてくれたのは、昨日、一昨日のことです。本当に、今後のさらなる活躍が楽しみな皆さんです。

皆さんの卒業文集に、夢や目標について書かれていたものがたくさんありました。いつか家族に恩返しをしたい、とか、担任の薄井先生や横島先生のように学校の先生になりたい、そんな夢も素敵だと思います。自分の夢を実現するためには、近づくための努力が大切です。夢に近づくためには、何を、どうすればよいか、よく考えてそのための準備をしてください。そして、どうか夢を目標に変えて、その目標を見事達成されることを心から願っています。

次に、保護者の皆様、お子様のご卒業誠におめでとうございます。お子様が立派に成長されたことを、心からお慶び申し上げます。そして、この六年間、皆様には本校の教育活動に深いご理解とお力添えをいただきまして、改めて厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

結びになりますが、今後の卒業生の皆さんのますますのご活躍とご多幸を心からお祈りして式辞といたします。